3歩進んで2歩下がる飼い主のトレーニング & 今日のガールズ

数日間ブログから離れていたのですが、そんな間にも読みに来て下さっていた方々…本当にありがとうございます。

実は先日、チャムとルナの2頭を私がひいて散歩をしていた時の事なのですが、前回書いた「よくあるお犬様事情」そのものを味わう事になってしまいました。

3キロくらいの朝の散歩も殆ど終わりに近づいた頃、主人に頼まれたパンを買うために近所の自然食品やに立寄り、パンとバナナを買い、後は家に帰るだけって言う所で、事は起こりました。

鎌倉の裏道ですので、細い小道です。江の電の踏切の向こうには小型犬と大きなマスクをしている女性がたたずんでいたのですが、その女性はモゾモゾとリードを短くたぐり寄せたり、その犬を抱えようか抱えまいか…と言う様な感じにしていました。

お互いが踏切の向こうとこっちだったので、いつもの様に踏切の手前で1回座らせて待たせてから私は私で、チャムとルナに『Leave it!!』(放っておきなさい)のコマンドを出し踏切を普通に渡りました。

渡った所にその相手と小型犬はいたのですが、私達が渡ってもその女性と小型犬はそこに立ち止まっていました。

彼らの横を殆ど通り過ぎようとしたその時に、その小型犬が『ギャン』と1回吠えたんです…。

その吠え声に直ぐさまチャムもルナも『一体何よぉ〜!!』と反応し、ナイトメアーそのものでした。

その後は、その小型犬の飼い主は甲高い声逃げ惑うので、その後を遊んでいる感覚で追うチャムとルナ…、そして私はグルグル巻き状態でとうとうリードは手から離れました。

考えられない事なのですが、その女性は小型犬を引き連れ江の電の踏切内に入って行き、その後をチャムもルナも追って行き…私の心臓は『江の電が来たらどぉしよう!』とバクバクでした。

その間もその女性の金切り声は続いたのですが『逃げないで止まって下さい!!』と叫んだ私にようやく女性は立ち止まり…それでも甲高い声は続いたのですが、彼女が立ち止まったので、私もチャムとルナのリードを手にする事が出来ました。

私の手に戻ってからは何事もなかったかの様に私の横について踏切から出たチャムとルナ。相手の女性に『大丈夫ですか?』と声をかけました。

その女性は『はい、大丈夫です。大型犬なんですから気をつけて下さい。』と…。

もちろんごもっともなのですが、金切り声もなくなったその時点で私の横にヒールでいるチャムとルナを見たら、何も言わずにはいれなくなってしまい『この子達は最初のあなたの犬の吠え声とあなたの甲高い声で走りまわるあなたに反応して追いかけたんです。あなたも金切り声を出さない様に注意して下さい。』と言って来ました。

大型犬が恐いのかもしれないけれど、私はその金切り声が世にも苦手です…。

最近のルナは私が2頭引きをしていても対向から来る犬にも反応しなくなっていましたし、その犬が唸ったり吠えたりしても私は2頭をうまくハンドルする事が出来ていました。

ガールズは本当に落ち着いていたんです…。だから、この日の事は本当に私自身ショックでした。

家に帰ってからも落ち着いてゆっくり何が起こったかを思い返し、私の何が足りなかったかも思い起こしました。

私に足りなかったのは、すれ違い様にももう少し、チャムとルナの反応を気にしておいたら良かったんだと思い、その事は反省しました。

さて、その後、神山先生に電話し一部始終をお話しし、次回からのトレーニングは2頭引きの時の彼らのハンドルの仕方をもっと練習して行きたいとお伝えしました。これは今後の課題となり、私達の新たなゴールが出来ました。

ここでギブアップは絶対にしたくない…だって、吠えてる日本犬の横もあんなに落ち着いて通れるようになったルナなんですもの。

私のリーダーシップが足りなかったがために起きた問題だったと反省あるのみです。(もちろん、私だけの問題ではなく、踏切の向こうにいたその相手のリーダーシップにも問題はあるのですが…)

しかし、シーザーの言っていた「相手の犬のエネルギーを背負って『なにぃ〜あなた文句あんのぉ〜っ!!』と吸い付く様に」走り寄ったガールズを見て、言葉のコマンドではなくエネルギーをコントロールしなくてはいけないんだと実感しました。

*言葉のコントロール:『ノォ〜っ!!』とか『ダメっ!!だめよ〜』とかって言う言葉と言う意味で、使う私達のエネルギーも張りつめ、怒っていたりで、落ち着いたエネルギーではないので…と言う意味です。

本当だったら、その事が起こった後、お互いの犬の飼い主の私達が『じゃあ、すれ違う練習をしましょう』と言って、練習し合えば次回にその犬と飼い主に会った時にも普通にすれ違える様になり、最高のトレーニングとなったのですが…。

今回はそうはいかなかったけれど、次回にもしその人と会う事が会ったら、ちょっとでもお話し出来たらと思っています。

こんな経験をなさった方も沢山いらっしゃるかと思います。でも、引き金になった『事』『物』『音』はなんだったかをよぉ〜く思い直してみる事が大切です。

我が家のガールズも、あの「ひと吠え」がなかったら、普通にすれ違っていたかもしれません。

この場でも、私はチャムもルナも叱りませんでした。ここで彼らを叱っても彼らはなんで叱られているのかまったく意味が分からないと思ったからです。彼らは犬の世界で、小さな犬から「売られた喧嘩」をかってしまっただけなのですから…。

私はチャムにもルナにも凶暴性がない事を知っていますので、彼らをミスジャッジする事なく、私がトレーニングを重ね、彼らが売られた喧嘩も無視していられる様に…、しっかりハンドルできる様になるのみ!!と思っています。

さて、今日の土曜日、ガールズは久しぶりにディスクで遊んできました。

最近仕事も忙しく走ったりしてのエネルギーの発散が出来ていないので、お散歩の時には若いルナには荷物を持って貰っています。

けっこうその荷物を持つだけでも3キロ〜5キロのお散歩だって、ただ歩くだけと違って良い運動になっています。

上の写真のルッちゃんは側対歩ではないですね…めずらしい

久しぶりに走って気持ち良さそうなお昼寝をしていたガールズでした〜♫

今日は難しい話におつきあい下さって本当にありがとうございました。

皆様におきましては素敵な週末をお過ごし下さいね。

About tlc4yoko

I’m living in Kamakura, Japan with British husband and 3 lovely labs. Tipi passed away on May 13th, 2011, about 12:50. Now she is running around the sky with a healthy young body and visiting us quite a lot. Now we have Boy GR called Fenn.海辺のまち鎌倉にイギリス人の主人と3匹のラブラドールと暮らしています。ティピは2011年5月13日12時50分頃にお空に帰り、病気から解放され元気な身体でお空を走り回っています。私達の所にもよく遊びに来ます。現在は、ChumlyとLunaの下にGRのFennを迎え、若いLunaとFennはイギリスより帰国された磯野麻衣子先生よりイギリスのガンドッグトレーニングを習いトレーニングに勤しんでおります。 (ブログ内に掲載されている写真、画像の無断使用を固くお断り致します。) PINTERESTにペタペタと保存してますので見に来て下さい。 http://pinterest.com/yokoaldred/ 2010年の2月〜2010年7月のブログはmixiを利用しています。
This entry was posted in Doggies. Bookmark the permalink.

10 Responses to 3歩進んで2歩下がる飼い主のトレーニング & 今日のガールズ

  1. riri says:

    ロフェも、速足になると側対歩ではなくなります。
    そして、とても軽やかに歩きます。

    吠える犬には顔をそむけ、逆方向に速足になるロフェ。
    でも、女性の甲高い声にはやはり興奮します。
    興奮させたくないから、声をかけるならくれぐれも落ち着いた低い声で、、、と思います。

    • tlc4yoko says:

      ririさん、こんばんは。

      本当に、ブログに書くまでにちょっと時間がいっちゃったくらい、私、今回の事では落ち込みました。
      犬を飼っているのに、逃げ惑うっていうか…それ自体私には理解不能で…。
      でも、落ち着いた声で接して欲しいですよね。

      ロフェ、逆方向に早足になるの〜?かわいい♥ 

  2. 不二子 says:

    私も犬を飼っていますが、大型犬は苦手です。
    以前、うちの犬の散歩中に大型犬に襲われ、噛まれた経験があるからです。
    味わったことのない恐怖でした。
    初めて会う犬の性格やトレーニングの度合いはわかりません。
    ですから、今回の女性の気持はとてもよくわかります。
    大型犬の飼い主の方には、どんな場合でも、最低限リードを離さないというのができないのであるば、散歩はしていただきたくないです。

    • tlc4yoko says:

      不二子さま、初めまして。

      その様な恐怖の体験をされているんですね…。その恐怖から早く解放されると良いですね。
      このブログを書き上げた時にもきっと不二子さまの様なご意見もあるとは思っていました。
      でも私が何を言いたかったかと言うと、犬が問題なのではなく『犬の後ろにいる私達人間のエネルギーが問題だ』と言う事を書きたかったんです。

      私は小型犬も超大型犬も大好きです。なので犬と生活しています。

      人間の不安は賢い犬たちには直ぐに伝わりますし、それには言葉などはいらないんです。

      私も、もう2度とこんな経験はしたくないのですが、今後はグルグル巻きだろうがなんだろうがリードは話さない様に死守する決心でいます。

  3. akitsai says:

    お早ようございますヨ一コさん.そんん事にあってシヨックですね..第一人は神經質で飼う犬も臆病になる.もしくは犬が人をそうして仕まうか?私の知ってるかぎりラブ犬は大きいだけでとても温厚です.近所にもニ、三匹いるが.臆病なloloと足早やに通り過ぎたら何んとも無いです.舊正月が過ぎてから每朝loloを連れて私の散步道を步きました.その途中野良犬のなわ張りを通る時.ほえついて來るのloloはだまって私の足にまわりつく.犬の多い時.私は抱き上げるが二、三匹の時足早やに通るだけで良いのです.神經質な飼主は犬の事勉強するべきだと思います…

    • tlc4yoko says:

      akitsaiさん、おはようございます。

      私にとってもショックな経験だったのですが、これは大きな犬とか小さな犬とか言う問題ではなく、チワワの様な小型犬でもレッドゾーンのとても危険な犬もおりますしね。

      でも、犬と生活する以上、今後の課題だと思っています。

  4. イエロードッグ says:

    お座敷犬の神経症的な金切り声は本当に嫌です。

    子犬の頃フレンドリーでも、一才を過ぎると臆病で警戒心が強いから、
    自分より大きい犬に吠えられたり追いかけられたり(たとえ遊びでも)
    すると、それから他犬にキャンキャン言うようになります。

    小型犬の飼い主の多くは、小さくてかわいいから、金もかからないし、
    といった理由で深く考えずに買います。
    その犬種の気質や既往症にはまったく無知蒙昧だし、犬という生き物
    を理解しようという努力もしません。

    かわいそうだから去勢しない、しつけもできない。
    その結果、その犬はα症候群になります。
    自分のポジションや実力も分かってないから、大型犬に吠え立てたり、
    無謀にも向かって来る犬もいます。

    呆れたことにそういう犬をノーリードで歩かせたり、自転車のかごに
    ノーリードのまま乗せたり(だからいきなり飛び降りてキャンキャン
    追いかけて来ます)、ひどいもんです。

    僕もしつけはぜんぜんしてないから人のこと言えないけど。
    レトリバーは何もしなくても、愛情さえかけてやれば勝手にいい子に
    なっちゃいますからね。

    それにしても最近は大型犬をあまり見かけなくなり寂しい限りです。
    ミニチュアダックス、トイプードル(これがまたしつこくてうるさい)、
    ポメ(最悪)、マル、ヨーキー、チワワ。
    そういうちまちました犬ばかり。
    ラブやアイリッシュセッターを連れた人と会うとほっとします。
    互いににこっと笑って目礼します。

    • tlc4yoko says:

      イエロードッグさん、こんにちは。

      私は基本的に大きな犬が好きですが、犬自体好きです。
      でも、イエロードッグさんが仰る通り、比較的小さな犬を飼っていらっしゃる方は「犬とは何ぞや」など、
      まるで考えておられない方が多すぎだと私も思います。

      小さくても牙には変わりないし、その小さな生き物がきっと人間全員を治めているリーダー的存在になっている家族を何軒も知っています。

      躾けられたチワワなどとっても可愛いとは思いますが、あった事がないなぁ

      私に財力があったら、小型犬と大型犬をうまく「しつけ」して、きちんとした見本にしたかったわ。

      まぁ、来世でそれは致しましょうか(笑)

      鎌倉の街はそれでも比較的大きな犬達がたくさん居ると思い、ホッとします。

      最近、辻堂犬ネコ病院も小ちゃなのが多くなりましたよね。

  5. イエロードッグ says:

    >最近、辻堂犬ネコ病院も小ちゃなのが多くなりましたよね。

    そうなんですよ。
    で、小型犬をちゃんとコントロールできてない飼い主が多い。
    キャンキャンうるさく吠え立てたり、待合室でオシッコやウンチを
    してしまう、しかもその後始末もしない人がいます。
    せめて受付に言って掃除してもらうくらいして欲しいです。
    院内感染のリスクだってありますからね。

    だから最近は待合室じゃなくクルマで順番を待つようにしています。
    ほんと、僕が通い出した頃と比べると客質が落ちたような気がします。
    自分だって立派な飼い主ではないけど、あそこまでモラルが低いのは
    ちょっと。。。と思います。

    この間は駐車場でした自分の愛犬のウンチを素手で掴んでどこかに
    捨てて、その手を洗わないままドアを開けて待合室に入って行く
    飼い主を見て愕然としました。

    • tlc4yoko says:

      イエロードッグさん、こんばんは。

      >この間は駐車場でした自分の愛犬のウンチを素手で掴んでどこかに
      捨てて、その手を洗わないままドアを開けて待合室に入って行く
      飼い主を見て愕然としました。

      これってひどくない?? 私もティピが10歳になる前からだから3年ちょっと前だったかなぁ、通い始めたのは…
      最近は本当に小さな犬ばかりで私達も同じく車の中で待機してます。

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s